MEIファイル(ERIフォーマット)を無圧縮AVIファイルに変換するプログラムです。
mei2avi.exeはReleasesからダウンロードできます。
または、後述するビルド方法を元にお手元の環境でビルドすることもできます。
以下の様に実行するとvideo.meiをvideo.aviに変換できます。
出力されるAVIファイルは32ビットRGB(A)の無圧縮データなので容量にお気をつけください。
通常はこちらではなく、FFmpegを用いて変換するのが良いでしょう。
mei2avi.exe video.mei video.avi
FFmpegを用いて変換する
mei2aviでは出力ファイルに-
を指定することで変換したデータを標準出力に出力できます。
これをFFmpegとパイプで繋げることで、ファイルを経由せずにMEIファイルを他の形式に変換できます。
以下にはよく使うと思われる例を示しますが、ここに挙げた以外の変換も可能です。
video.meiをcrf値18でvideo.mp4に変換します。
mei2avi.exe video.mei - | ffmpeg -i pipe:0.avi -crf 18 video.mp4
video.meiの音声をvideo.wavに取り出します。
mei2avi.exe video.mei - | ffmpeg -i pipe:0.avi -vn -c:a copy video.wav
ffplayで再生する
以下の様に実行するとvideo.meiをffplayで再生できます。
mei2avi.exe video.mei - | ffplay pipe:0.avi
このリポジトリをクローンします。
その際、再帰的に(サブモジュールも含めて)かつ改行コードはLFで(gitconfigでcore.autocrlf=input
にして)クローンしてください。
2. EntisGLSの導入
EntisGLS4BuildのREADME.mdのビルド手順を参照してリポジトリのEntisGLS4Buildディレクトリ内にEntisGLSを導入してください。
Visual Studio 2019でmei2avi.slnを開き、ソリューションをビルドします。
実行ファイルはBuild/Win32/DebugまたはBuild/Win32/Releaseディレクトリに出力されます。
- アルファチャンネル付きデータの動作確認
- YUV色空間での出力
- パイプ等からのmeiファイルの入力
- 名前付きパイプへの出力
- Windows以外のプラットフォームへの対応
- x64版の作成
mei2aviはMIT Licenseのもと配布されます。
詳しくはLICENSE.txtをご覧ください。
ただし、使用しているライブラリについてはそのライブラリのライセンスが適用されます。
mei2aviはEntisGLSを使用しています。
EntisGLS version 4s.05
Copyright (C) 1998-2014 理影, Entis soft.