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専門性
- 研究よりも授業が中心
- 学部上級〜修士向けの専門科目が、どの分野についても一通り揃っている(日本だと、たまたま教授のド専門と被った場合にのみ開講されてる印象)
- 自分の専門の土台部分がしっかりと鍛えれらる
- 教育機関としては、日本の修士よりも有意に教育の質が高い
- 研究よりも授業が中心
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研究能力
- 日本と違って比重が軽いので、その気がなければそこまで身につかない
- ぶっちゃけ日本の修士課程は就職する学生に対して研究させすぎな気がするので、その位のバランスでもいいと思う
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PhDをやりたいなら、教授とのコネができる
- Publishできそうな位の修論を自分が書いたら、指導教官がPhDやりたいならうちのグループでやってもいいで(意訳)くらいのことを言っている
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英語がマシになる
- 専門分野で仕事できるくらいになる
- 会話力が向上するかは不明
- 自分は学生寮に住んでいた結果、かなり会話力が改善された
- 交換留学生が沢山住んでいる学生寮だったので、世界のいろんな場所に友達ができた
- 不足する英語能力を言語関係ない会話能力で補う必要がでてくるので、そちらも改善される気がする
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ホワイトな労働文化を吸収できる
- そうすると、日本に戻れなくなるかもしれない
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高いQOL
- 通勤ラッシュとか無い
- 山と湖があって、春夏秋と楽しい
- スキーがスノボが出来れば、冬も楽しい(はず)
- 東京/NY/Londonみたいな超大都市が好きな人には若干退屈という説もある
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ある程度スイスで働けるようになる
- スイスの労働環境は相当にホワイト、一人あたりGDPは日本の約2.2倍
- しかし、EU圏外の労働者の新規雇用は、EU圏内で適任者が見つからない場合に限定するというルールがある
- このためインターンが必須のプログラムで無いとスイスでインターンをするのはかなり難易度が高いが、インターンが必須のプログラムならインターン→卒業後就職みたいなルートがわりと簡単
- 体感として、インターンしなくても理系の需要が高い分野の修士なら、より好みしなければどっかには就職できる
- ETHの修士はインターンが必須でないものも多いが、EPFLの修士は大半がインターン必須という印象
- ちなみにアカデミアにしか興味がない人は、研究室でのインターンという形でインターン科目の単位は取れる
- 割と通年採用してるようなノリの所も多く、少なくとも日本とは新卒就活のスケジュールが違うので注意
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ドイツ語が話せるようにならない
- 真面目に勉強しなければ、当然話せるようにはならない
- チューリッヒのスイス人だいたい英語が喋れるので、ドイツ語を勉強するモチベーションが湧かない
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レジュメ上の強いシグナルが得られる
- たとえば、別の記事にあるようなAlgo Tradingとかのスクリーニングにそこそこ通るようになる
- 日本で就職する上では、普通にレジュメが通るようになって、留学の話を普通にしていれば基本OKになる(ガクチカというもので詰められずに済む)