Releases: tdiary/tdiary-core
tDiary-4.0.0
tDiary-4.0.0
tDiary 4.0.0 をリリースします。2010 年 8 月にリリースした 3.0.0 から約3年ぶりのメジャーバージョンアップです。tDiary 4.0.0 では rubygems と bundler の機能を利用して簡単に日記の環境を構築することが可能となっています。
tDiary 4.0.0 は Ruby 1.9.3 以降で動作します。すでにサポートが終了している Ruby 1.8 では動作しませんので、ご注意ください。
tDiary-3.2.2 からの変更点
本体(tdiary-core)の変更点
機能追加
- rubygems からインストール可能になりました、利用方法は doc/INSTALL-rack.html を参照してください
- emoji の補完機能を提供する comment_emoji_autocomplete.rb を追加しました
- 動作可能な PaaS として Cloud Foundry を追加しました(実験的機能)
機能変更
- CGI 環境であっても、Rack を利用して処理するようにしました。
- 絵日記プラグイン(image.rb) で使用するライブラリを imagesize から fastimage に変更しました。
- Ruby 1.8 の互換性を確保するためのコードを削除しました。
- capistano を用いたデプロイ用のコードを削除しました。
バグ修正
- GFM スタイルの fenced code block でバックスラッシュが入力できない問題を修正しました。
- https の環境で jQury を読み込めない問題を修正しました。
開発者向け変更点など
- ライブラリの管理方法を bundler を利用して行うようにしました。独自プラグインの中で標準ライブラリ以外のライブラリを利用している場合、Gemfile に追記して bundle install を実行する必要があります。
- jasmine を用いた JavaScript のテスト環境が壊れていた問題を修正しました。
- Rack 環境でプラグインからルーティングを追加するインタフェースを提供しました。
tDiary-3.2.2
tDiary-3.2.2
【重要】Ruby1.8系サポート終了のお知らせ
すでに周知されているとおり、Ruby1.8は2013年6月をもって完全にサポート終了となります(バグフィックスは2012年6月にてすでに終了しており、現在はセキュリティフィックスのみ)。tDiaryにおいても、今回のリリースがRuby1.8をサポートする最後のバージョンとなります。2013年7月にリリースを予定している次バージョンではRuby1.8はサポート対象外となりますので、現在tDiaryをRuby1.8上で動かしている方は、新しいバージョン (Ruby 2.0) への移行をお願いします。
なお、サポート対象外となるRubyを使用している場合は、設定画面にて警告メッセージが表示されます。
- 参考: 1.8.7の今後につきまして
tDiary-3.2.1 からの変更点
本体(tdiary-core)の変更点
機能追加
- ページ遷移なしでツッコミできるようになりました。設定画面にてcomment-ajaxプラグインを有効にすれば使えます。
- Rack環境でもフィード (makerssプラグイン) が使えるようになりました。Rack環境ではpublicディレクトリにrssファイルを生成します。
- キャッシュ機能を強化しました。
- 従来のキャッシュ先 (ファイル, memcached) に加えて、redisをキャッシュ先に指定できるようになりました。
- 複数人日記で運用しているサイトでも、memcached, redisキャッシュを使えるようになりました。
機能変更
- 「スパムちゃんぷるー」が2013年5月にサービスを終了するため、SPAMフィルターでのブラックリスト取得元をSpamLookupに変更しました。
セキュリティ対策
- クリックジャッキング対策を実装しました。設定画面や日記編集画面では、レスポンスヘッダにX-FRAME-OPTIONSを付与するようになりました。
バグ修正
- GFMスタイルにて箇条書き内の文字がオートリンクされない問題を修正しました
開発者向け変更点など
- Rake::Reloaderミドルウェアは開発環境のみで有効となりました。
- TDiary::ConfigクラスがCGIクラスに依存しないようになりました。
- 同梱しているライブラリをアップグレードしました
- json_pure: 1.7.6 から 1.7.7 (セキュリティfix)
tDiary-3.2.1
tDiary-3.2.1
tDiary 3.2.1 では大きな機能追加はありませんが、処理の高速化、不具合修正などが行われています。
tDiary-3.2.0 からの変更点
本体(tdiary-core)の変更点
機能追加
- GFM スタイルに Twitter アカウントやハッシュタグのオートリンク機能を追加しました
- 日記のコメントに emoji を入力可能にしました
機能変更
- 日記の更新時に行っていた不要なHTML生成処理を削除しました (高速化)
- 「本日のリンク元」の一時データが肥大化することにより処理速度の低下があったため、一時データに保存するデータ数を制限しました (~10,000件)
- ログ作成用の処理を tDiary 全体で統一し、アクセス毎に処理を行わないようにしました (高速化)
- プラグイン初期化処理を見直し、必要な時のみプラグインを初期化するようにしました (高速化)
- tdiary.rb を分割し、必要な処理のみ読み込むようにしました (高速化)
- GFM スタイルからアンダースコアによる強調記法を削除しました
バグ修正
- Rack 環境下で動かす際に public フォルダの配下が見えなくなっていた問題の修正
- title_tag プラグインでサブタイトルが存在しないときにエラーが起きていた問題の修正
- image プラグインの画像サイズ取得が Ruby 2.0 で機能しなかった問題の修正
開発者向け変更点など
- 同梱しているライブラリをアップグレードしました
- json_pure: 1.7.4 から 1.7.6
- rdtool: 0.6.37 から 0.6.38
- tDiary のパッケージのみで日記を起動することが可能なサーバー機能を本体に取り込みました(rake server タスク)
- リリース用の Rake タスクを本体に取り込みました(rake stable/release タスク)
- travis の設定ファイルを調整し、Ruby 1.8 については別途 Gemfile を用いるようにしました
- acceptance spec を capybara-2.0 対応しました
tDiary 3.2.0
tDiary 3.2.0 release note
PaaS 対応
これまで tDiary はレンタルサーバー上で CGI を使って動くということをポリシーとして開発が進められてきましたが、tDiary-3.2.0 では新しく PaaS 上での動作もサポート対象とするようにしました。現在 heroku と sqale で動作します。PaaS を利用することでこれまでは煩わしかったサーバーやCGIの設定を行う事を必要とせずに誰でも Web 日記を書き始めることができます。
従来の CGI 環境でももちろん動かすことができます。PaaS で動かす手順は配布パッケージの doc/INSTALL-paas.md を参照してください。
データ保存層の抽象化(開発者向け)
PaaS に対応するために、tDiary のデータ保存(IOクラス)とキャッシュ(CacheIOクラス)をファイルシステムへの保存だけではなく、MySQL や PostgreSQL などの RDB, memcached や redis などの KVS への保存に対応しました。
tDiary-3.1.4 からの変更点
本体(tdiary-core)の変更点
機能追加
- jQuery のバージョンを 1.7 から 1.8 にアップグレードした
- 同梱しているライブラリのアップグレード
- json_pure: 1.6.6 から 1.7.4
- rdtool: 0.6.33 から 0.6.37
- 対応する PaaS として sqale.jp を追加
- カテゴリ入力時に補完入力を可能とする category_autocomplete プラグインを contrib から公式プラグインへと変更した
- Gfm スタイルに emoji 対応を追加
機能変更
- RdbIO 利用時にテーブルが存在しないときにテーブル作成を自動的に行うように変更した
- coffeescript の自動コンパイル機能を利用するかどうかをオプションで変更可能とした
- docs フォルダに保存しているドキュメントの拡張子を .md に統一した
- enable_js メソッドに url を渡せるようにした(開発者向け)
- JavaScript のテストを jasmin で実行可能とした(開発者向け)
- CI を開発チーム運営の Jenkins から Travis CI に変更した(開発者向け)
バグ修正
- makerss.rb: rd スタイルでプラグイン使用した場合に、記法を誤った場合にエラーが発生する不具合を修正した
- 標準テーマとして配布している css の charset の値が euc-jp だったのを utf-8 に修正した
テーマ(tdiary-theme)の変更点
- twitter-bootstrap テーマの追加
- 動かすためには tdiary-contrib パッケージの bootstrap-navi.rb プラグインが必要です。
tDiary 3.1.4
tDiary 3.1.4 release note
tDiary本体(core)の変更点
機能追加
- rack 利用時に OAuth による認証機能を追加
- rake タスクに以下の2つのタスクを追加
- Heroku への自動インストール
- Basic 認証用のパスワード生成
機能変更
- disp_referrerプラグイン: Google画像検索のURLを最近の形式に追従
バグ修正
- 日記のルートURLの自動検出ができない場合があったのを修正
- title_tagプラグイン: サブタイトルが空の場合にエラーにならないようにした
- RdbIO: スタイル情報が正しく保存されるようになった
Blogkitの変更点
バグ修正
- blog-categoryプラグイン: 指定したカテゴリ以外のエントリが表示される問題を修正
tDiary 3.1.3
tDiary 3.1.3 release note
tDiary本体(core)の変更点
機能追加
- Heroku に対応しました。インストール方法は doc/INSTALL-heroku.html.md を参照してください。
- 日記データの保存先として RDB(PostgreSQL, MySQL, SQLite) に対応しました。
- 日記データのキャッシュ機構として memacached に対応しました。
- スタイルファイルとして Github Flavoered Markdown スタイル(GFMスタイル)を追加しました。Markdown スタイルに tDiary や Github の独自拡張を加えています。
- 編集時のテキストエリアをブラウザサイズに応じて拡大するようにしました。
- イメージプラグイン(image.rb) で D&D によるアップロードに対応しました。
- highlight.{js,rb}: アクティブなセクションをページタイトルに設定する旧仕様に戻しました。
機能変更
- 同梱しているライブラリを json_pure-1.6.6, rdtool-0.6.33 にアップデートしました。
- スタイルファイルのディレクトリを複数指定可能にしました。
- Amazon プラグイン(amazon.rb) が使用する API バージョンを 2011-08-01 にアップデートしました。
Theme ファイルの変更点
機能変更
- テーマファイルの文字コードを UTF-8 に変更しました。
tDiary 3.1.2
tDiary 3.1.2 release note
tDiary本体(core)の変更点
機能追加
- 試験的に CoffeeScript をサポートしました。Rack 環境で動かしている場合に限り、日記表示時に動的に JavaScript に変換します
機能変更
- amazon.rb, amazonimg.rb: ライブラリのロードをプラグインの実行時に変更しました。amazon プラグインを含まない日記でのパフォーマンスが向上します
- amazon.rb: 画像取得用の API がタイムアウトした場合にエラーメッセージを表示するようにしました
バグ修正
- 以下のプラグインが Net::HTTP.version_1_1 で動かない不具合を修正しました。3.1.2 からは Net::HTTP.version_1_1 を使用しないで動作しています。
- antispamservice.rb
- ping.rb
- weather.rb
- HTTP ステータスが NOT_MODIFIED の時に HTTP ヘッダが誤っていた不具合を修正しました
- モバイルで検索を実行した場合にテンプレートが無くエラーとなる不具合を修正しました
- title_tag.rb: タイトル属性をエスケープしすぎていた不具合を修正しました
- image.rb: サイズ指定時のパラメータが誤っていた不具合を修正しました
- disp_referrer.rb: Encoding::CompatibilityError 発生時に落ちないようにしました
tDiary 3.1.1
tDiary 3.1.1 release note
tDiary本体(core)の変更点
機能追加
- 日記更新用の FCGI スクリプトを同梱。ただしRubyのバグによりimage.rbプラグインが失敗するので注意。
- image.rb: 複数写真のアップロードに対応
- image.rb: 画像の追加削除を Ajax で実行するようにした
機能変更
- Ruby 1.9 で動かしている場合に nkf や iconv, kconv を require せずに String.encode を使用するようにした
- amazon.rb: 情報取得用の proxy サーバーを rpaproxy.tdiary.org に変更した
- amazon.rb: 各国の Amazon サイトに対して個別のアソシエイト ID を使用するようにした
- json_pure gem を同梱しました
バグ修正
- fcgi 環境で携帯電話からのツッコミができない問題を修正
- fcgi 環境で secure モードかつ Ruby 1.9 で動作させた場合に動かなくなる問題を修正
- my-ex.rb: tb-show.rb が無効の時に発生する問題を修正
- DNS をルックアップするタイプの spam フィルタが動作していない問題を修正
tDiary 3.1.0
tDiary 3.1.0 release note
tDiary 3.1.0をリリースします。
3.1.0は、3.1.x系列の最初のリリースです。3.1.0では、JavaScriptの利用率を大幅に高めました。
なお、従来マイナーバージョンが奇数の場合は開発版でしたが、3.x系より安定版と開発版の区別をやめ、すべてのリリースを安定版として扱うことにしました。今後、開発中のものは[[GitHubのリポジトリ|http://github.com/tdiary]]より入手して下さい。
アップデートに関する注意点
JavaScriptファイルの追加
jsディレクトリが追加され、JavaScriptのファイル(*.js)が複数含まれるようになりました。themeと同様、tdiary.confと同じ場所にjsディレクトリが存在する必要があります(そうでない状況で運用したい場合には[[同一サーバで複数のtDiaryを運営する方法|http://www.tdiary.org/20021205.html]]を参照して下さい)。
標準テーマの変更
標準テーマ(default)のデザインが変更になっています。旧標準テーマは「tdiary2」という名称になっていますので、旧標準テーマを継続して使いたい場合にはtdiary2を使って下さい。
tdiary.rbの分割
tdiary.rbファイルを分割して、tdiaryディレクトリ配下に移動しています。アップデートの際は、ファイルの不足に注意して下さい。同様に、vendorディレクトリの下にも複数のファイルが追加されています。
tDiary本体(core)の変更点
機能追加
- 標準テーマ(default)のデザインを変更、旧標準テーマは「tdiary2」に
- js_urlプラグインの追加
- タグのすぐ内側にdiv.whole-content要素を追加(新標準テーマで利用)
機能変更
- 設定画面でページ遷移をなくした
- amazon、image、highlight、categoryプラグイン: 一部機能をJavaScriptに移行
- categoryプラグイン: ドロップダウンによる選択をサポート
バグ修正
- 05refererプラグイン: 設定で保存すると改行がなくなるバグを修正
- listプラグイン: ruby 1.9で動作するように修正
- amazonプラグイン: isbn_detailの不正なHTMLを修正し、divをspanに変更
- pre_wrapプラグイン: 不正なセレクタ指定を修正
- disp_referrerプラグイン: 文字コード変換にともなうエラーを修正
theme の変更点
- gustav: ブラウザ依存のセレクタを廃止