PowerBuilder の PBLからソースのエクスポートを行う。
- .NET Framework 4.8以上
- 必要モジュールに記載されているPowerBuilder環境
- 7.0J
- 8.0J
- 9.0J
- 10.0
- 11.0
- 11.5
- 12.0
- 12.5
- 12.6
- 2017
- 2019
- 2022
必要モジュールは、Pluginsディレクトリ内に配置しなければなりません。
PowerBuilderがインストールされていれば配置は不要です。
-
7.0J
- PBVM70J.dll
- libjcc.dll
- libjutils.dll
-
8.0J
- PBVM80J.dll
- libjcc.dll
- libjutils.dll
- libjsybHeap.dll
-
9.0J
- PBVM90J.dll
- libjcc.dll
- libjutils.dll
-
10.0以降
ORCAによる操作のため、PowerBuilderのインストールが必要です。
あらかじめ システム環境変数 または ユーザー環境変数 のいずれかに、下記のようにランタイムパス情報を追記する必要があります。
値はPowerBuilder2019などがインストールして用意されたパスとしなければなりません。
例
変数 | 値 |
---|---|
Path | C:\Program Files\Appeon\Common\PowerBuilder\Runtime 19.2.0.2803; |
Path | C:\Program Files\Appeon\Common\PowerBuilder\Runtime 22.2.0.3382; |
!!! エクスポートするPowerBuilderのバージョンに合わせて、予め設定する必要があります。
- エクスポートしたい対象PBLのPBバージョンを選択します。
- 追加ボタン、またはフォルダ/ファイルのドラッグでPBLを追加します。
『サブディレクトリまで検索する』がチェックされている時、フォルダのドラッグで
サブディレクトリに含まれるすべてのPBLを追加します。
PBL一覧からPBLファイルをダブルクリックするとオブジェクト一覧を表示できます。
オブジェクト一覧からオブジェクトをダブルクリックするとオブジェクトのコードを表示できます。
チェックすると、PowerBuilder でインポート可能なヘッダー情報を付与してエクスポートします。
エクスポートしたいPBLを選択(Ctrl, Shiftを組み合わせて複数選択可能)し、
保存先を指定してエクスポートします。
PBL内のすべてのオブジェクトについて、コメント、最終変更日時などを、指定した区切り文字で出力します。
エクスポートしたいオブジェクトを選択(Ctrl, Shiftを組み合わせて複数選択可能)し、
保存先を指定してエクスポートします。
オブジェクトのコメント、最終変更日時などを、指定した区切り文字で出力します。
エクスポートしたいPBLを選択(Ctrl, Shiftを組み合わせて複数選択可能)し、
保存先を指定してエクスポートします。
エクスポートしたいオブジェクトを選択(Ctrl, Shiftを組み合わせて複数選択可能)し、
保存先を指定してエクスポートします。
--ver PBバージョン (7, 8, 9, 10, 11.0, 11.5, 12.0 12.5, 12.6, 2017, 2019, 2022)
--pbl pblファイル もしくは pblファイルを有するディレクトリ
--pbw pbwファイル
--name オブジェクト名
--type オブジェクトタイプ
--out 出力先ディレクトリパス。未指定の場合はPblExporter.exeと同じディレクトリとなる。
--header ファイルヘッダーを付与する
--recursive サブディレクトリまで検索する
--preserve PBLファイルにディレクトリが指定された時、元のディレクトリ構造を保持します。
--out-delete --pbl, --pbw オプションを指定した場合に、出力先ディレクトリパス内をすべてクリアする。
--name, --type オプションを指定した場合は機能しない。
出力先ディレクトリが --pbl, --pbw オプションと同一のディレクトリの場合は機能しない。
例1
test.pblからファクションf_testをエクスポートする。
PblExporter.exe --ver "11.5" --pbl "D:\test.pbl" --name "f_test" --type "Function" --out "D:\Exp"
例2
ファイルヘッダーを出力してエクスポートする。
PblExporter.exe --ver "11.5" --pbl "D:\test.pbl" --name "f_test" --type "Function" --out "D:\Exp" --header
例3
test.pblからすべてのオブジェクトをエクスポートする。
PblExporter.exe --ver "11.5" --pbl "D:\test.pbl" --out "D:\Exp" --header
例4
testディレクトリからすべてのオブジェクトをエクスポートする。
PblExporter.exe --ver "11.5" --pbl "D:\test" --out "D:\Exp" --header
例5
testディレクトリ配下からすべてのオブジェクトをディレクトリ構造を保持してエクスポートする。
PblExporter.exe --ver "11.5" --pbl "D:\test" --out "D:\Exp" --header --recursive --preserve
例6
test.pbwに認識されているpbtファイル内のライブラリリストpblから、すべてのオブジェクトをディレクトリ構造を保持してエクスポートする。
エクスポート前にD:\Expディレクトリ内をすべて削除する。
PblExporter.exe --ver "11.5" --pbw "D:\test.pbw" --out "D:\Exp" --header --out-delete