knowbug は非公式の HSP3 用デバッグ・ウィンドウです。
主な機能としては以下があります。機能の詳細はこちらを参照 してください。
- 多次元配列やモジュール変数の表示
- ステップオーバーなどの拡張されたステップ実行
配布物に含まれている knowbug_install.exe を管理者権限で実行してください。HSP のディレクトリを選択し install ボタンを押すと、インストールが行われます。
この手順は省略可能です。
コールスタック (ユーザー定義命令の呼び出し履歴) の表示を行うには、追加のプラグイン (WrapCall) を読み込む必要があります。プラグインを読み込むには、WrapCall.as
を #addition
してください。(これはデバッグ時にのみ動作します。)
#addition "WrapCall.as"
ただし、UTF-8 版や 64 ビット版の HSP を使う場合は、hsp3utf.as
や hsp3_64.as
より 後に WrapCall.as を #addition してください。
#include "hsp3utf.as" // こっちが前
#addition "WrapCall.as" // こっちが後
この手順は省略可能です。
HSP のディレクトリに knowbug.conf を置いておくと、起動時に読み込まれます。具体的な設定は、設定ファイル内のコメントを参照してください。
インストール時と同様に knowbug_install.exe
で knowbug をインストールした HSP のディレクトリを指定し、 uninstall を選択してください。
- 設定ファイルを配置した場合は、手動で削除してください。
- HSP 3.6
- 特に64ビット版は、HSP3.6から UTF-8 に変更されました。HSP3.51以前の環境では文字化けする可能性があります。
- Windows 10
既知の不具合や要望などは以下にまとまっています。不具合の報告やご意見などは、ここに書いてもらえると嬉しいです。
knowbug のリリースの一覧は以下を参照してください。(pre-release は動作が安定していない可能性があります。)
- OpenHSP http://dev.onionsoft.net/trac
- HSP3 GINGER https://github.com/vain0x/hsp3-ginger